写真家

※このページはサイトトップではありません。ウェブサイトはこちらです。
APNICにて日本に割り当てられているIPv4アドレス以外からのPOSTを禁止しています。
◆日本国内であっても企業や特殊な割り当てをされているIPアドレスの場合、投稿出来ない事があります。
Comments cannot be posted from outside of Japan.

■古い記事を固定ページへ移動しました。検索サイト等からお越しで記事が見当たらない時は、こちらへどうぞ。機種ごとに纏めています。
サイトトップへ戻る 最新記事へ

【修理と補修】

March, 2024
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
<< < 今月 > >>
プロフィール

名前: 時深彼方
性別: おっさん
血液型:
居住地: 静岡県富士市
出身地: 福島県安達郡
サイト: 写真家"彼方"の白い小箱
自己紹介: いい年こいた未婚の男。
自営業と自衛業とバイトをしつつ、なけなしの金を女に貢がず写真に注ぐ変人。

修理と補修
カテゴリー

最近のコメント
最近のエントリー
サーバーの許容量目安
■■■■□□□□□□
40%前後使用中
Twitterにリンクとコメントをtweetできます。
検索

エントリーのみ
コメントのみ
エントリーとコメント
< OLYMPUS OM-2N補修完了 Canonet QL17 G3清掃>

MINOLTA SR-T Super応急処置

修理と補修 | 2016年 1月24日(日)12時13分
「OLYMPUS OM-2N補修完了」で、先生への返信と共に転がり出てきたF氏ことコバヤシ氏が発掘した親父さんのカメラ。
 どれちょっと見てやるから持って来い、と持ってきて早速チェック。


 電池はちゃんと抜かれていた。電池ケースは問題なし。カビとサビとホコリまみれだったので高圧空気で目立つゴミを吹き飛ばし、ヨゴレまみれだったレンズ分解。
 本当はちゃんと清掃してあげたかったのだが、残念ながらまたしても魔の「カニ目」である。これは専用工具がないと迂闊に取り外せない。工具が欲しいのだが、まだそこまで予算が出ない。やっと「撮影」の最低機材を買い揃えたばかりなのだ。明日は給料日なので、事務キチにでも行ってネガアルバムとかカバンを購入してくる予定。あとネックストラップも。無ければカメラのキタムラにも行くつもり。

 レンズ清掃に関してはとりあえず出来るところまで。この時代のレンズには絞りユニットしかないのでそんなに難しくない。(工具が揃っていれば)
 絞り羽根にちょっかいを出さなければ、分解手順さえ守ればだいたい大丈夫。

 本体はCdS含めた電子回路は正常。魔のキノコ電池を要求されたので(1.35V)、とりあえず窮余の策としてLR44(1.5V)を突っ込んでおいた。おそらく電圧変化でシャッター速度が変わってしまうタイプなので、+2段増感でだいたい適正露出だろう。汚れたミラーとファインダーも一応清掃。本体も手が出せる範囲で清掃。カメラを押入れに突っ込んだらあかん。
 軍艦部は相変わらず工具も知識も足りないのでヤメ。


 一応の応急処置を施したSR-T Superを覗き込むF氏の図。

 ひどい問題点があるとするなら、シャッター速度の渋りとフォーカルプレーン幕の遅延。ここは私では手が出せない。先生なら見れるかもしれないが……。症状としては相変わらずの低速シャッターの遅延。しかも後幕が閉まり切らないことがあるほどに。先幕は期待できるくらいの動きをしているが、後幕がついてこない。ガバナーに問題があるか油切れ、あるいはリボンor糸伸びも考えられる。
 シャッター自体は一応ちゃんと切れるし、露出計測もおよそ期待値通り。


 ど素人の応急処置なので、オーバーホールは無理。そのうちジャンクカメラをいくつか拾ってきて、壊れているのを更に壊すの覚悟で勉強してみるべきかなあ。
いいね(0) 閲覧(1843)
< OLYMPUS OM-2N補修完了 Canonet QL17 G3清掃>
コメント
1 | kan | 2016年 1月24日(日)17時10分

後で詳しくコメントします。
2 | kan | 2016年 1月24日(日)19時44分

その症状はフォーカルプレーン幕が原因ですね。幕の劣化、軸受けやリンクなどの摩擦増大、1/60秒以下ならスローガバナーの動きが渋いなどです。オーバーホールをしないと完璧にはならないでしょう。
応急対策としてボロン粉末などでシャッター幕のすべりを良くする、各軸受けやリンク、スローガバナーに注油する、等です。しかし下手に注油してシャッターの幕やリボンに廻ると、幕やリボンは油に弱く、すぐに切れてしまいます。
使っていないものはしばらく動かすと次第に好調になったりしますから、空シャッターとフイルムを入れての運動をさせるのが良いです。

私は原則的に35mmの一眼レフには触りません。やってやれないことは無いですが、趣味・守備の範囲外、距離計カメラとは経験が一桁違いますから手を出せないのです。
3 | 時深彼方 | 2016年 1月25日(月)15時10分

 承知しました。なんでもかんでも話題を振ってしまって申し訳ありません。
 ボロン……ですか。おそらく手元に二硫化モリブデンがあるはずなので、探し出して使ってみるのも手かもしれませんね。酸化して三酸化モリブデンになる恐れもありますが、とりあえず次に会う時に、もうちょっと様子を見てみたいと思います。
全てのコメント
コメント投稿
名前

サイト(オプション)

内容

hbg.cgi Ver. 1.045
Copyright(C) 2009-2014, hidekik.com