写真家"彼方"の白い小箱

■OLYMPUS OM-2N + ズイコー 50mm F1.8レンズによる作品

 わりと名機と言われるOMシリーズの2N型。TTLダイレクト測光により適正露出や適正シャッター速度がファインダー内で確認できる。完全機械式ではなく、当然、電池を使う機種。露出自動制御ではあるものの、マニュアル制御のレンズを使っていました。撮影当時、露出計とか照度計なんて高くて手が出ませんでしたから、カメラの指示を信用していた(と言えば聞こえは良い)。1979年発売。まだ生まれていない・・・。

 カラー ネガですが、まぁ、今見てみれば結構適当な写真を撮っていたなあ、とか。

 ちなみに機材は父親のものです。我が家の古いカメラは大半が父のもので、残りは祖父の遺品、もしくは頂いたものだったりします。

 現像機材データを確認したところ、フジのFRONTIER350(デジタルミニラボ)で現像されたようです。
 本ページの写真はデータ補正を一切行っていません(現像所任せのまま)。

「秋めく川」
 紅葉が始まる前に撮影したものです。
 撮影時間は午後。近場の渓谷で。

 こういった濃淡がカリッと分かれる写真は好きですね。
 若干ピントが甘いのは勘弁してください。オートフォーカスなんて使えない機種ですし、逆光での撮影なので・・・。
「足元へ」
 レンズはズイコーですが、フィルターは掛けていません。そもそも、レンズフィルターなるものを買う余裕もなければ、父も持っていませんでした。しかしまぁ、綺麗に川底が見えること。
 今なら迷わずPLフィルターを掛けてしまうかもしれません。

 典型的な「日の丸構図」ですが、案外好きだったりします。
「朝の木漏れ日」

 こちらも同じレンズで撮影。但し、5月撮影。
 確か、「この時間、この場所、この気温ならこれがはっきり見られるはず」と……えーと。2003年だからスーパーカブかビックスクーターで出かけたはず。後者だった気がする。

 何枚も撮影したのに、三脚も立てたのに、なぜかブレが出たりしてうまくいかなかった写真の中にあった、それなりに画になっているもの。
 当時の自分にはまだ「ミラーショック」とか「回折現象」という知識が無かったんですよね。

 いつかリベンジしたい。
「Finale」
 個人的に、フィルムで撮影するのが難しいと思っているものがあります。
 1.花火
 2.夜空
 3.雨 or 雪

 でまぁ、その中でも割と頑張って撮影した1枚。確かテレコンを着けたか、ズームレンズで撮影。(おそらく後者)
 燃焼による煙が邪魔していますが、他はほとんど日の丸かハミダシで写真としては駄目だった。58枚撮影していますので、おそらく24枚撮り×3ほどフィルムを消費しているはずです。
 レリーズワイヤも使わずに、よくまぁ撮ったよなぁ、とか今更ながら。

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