試写 | 2022年 9月17日(土)14時16分 |
修理というか何かについて→ https://www.ilma.cc/kanata/diary/hbg.cgi?number=422
さてさて、前回修理というか修理にならなかったようなX-7の試写について。 スイッチは相変わらず入っているのかいないのかさっぱり分からない状態だし、そもそも移動中にスイッチが外れて操作不能になるし、まぁ大変でした。ファインダーの筋(プリズム腐食)については正直そこまで撮影には影響しなかった。が、スナップだからであって、ポートレートやマクロになると流石に話が変わってくるかな、という感じでした。
部会中に撮影したもの。ZORKI-4K + FEDレンズの件で撮影したのと同じ場所。 モダンなレンズなので、すっきり出る。
お世話になっている薬局のボス。 ちょっと後ピンになってしまったかな? 肌の質感とか布の表現はしっかりしている。決して明るくない室内でストロボ無しの撮影なので、これが限界。
ZORKI-4K + FEDでも試したアングル。 こういう撮り方はあまり好きではないのだが……。
こちらも同じく。というかこれ、FEDのレンズが(また)曇っているのか、そもそもそういう品質なのか。 ここまで質感が違ってくると、色々考えてしまう。
X-7の試写はオート。マニュアルモードは無い。つまり絞り優先だが、かなり良い。フイルムの感度は400なので、勿論カメラ側も400にした。 それでしっかり出ているので、回路・センサー系はちゃんと動作している。 とにかく問題なのがメインスイッチで、ピンが壊れているのでシャッターを切ろうとするとオフになっていたり、思いがけずオンになっていたりと(こればかりは仕方がないのだが)どうにもならなくて困った。 それ以外は割と使いやすい。シャッター速度もちゃんと出ているようだ。最近、ぱっと見て音を聞くと、FP機の速度が合っているか、それなりに分かるようになってきた気がする。 ……レンズシャッター機をしばらくまともに触っていないので、そちらの能力が落ちていないか心配だ。
うーん。残念ながら、この子は眠らせ機になるかなぁ。同じ機種のジャンクが出てくれば、スイッチ周りを移植することで復活させることが出来そうだが……噛み込んだままブチ折れているから、外す作業もかなり厄介。まあ、それなりに数が出た機種だと思うので、ジャンクが入手できる日を祈ろう。
ここまでの成績:機種別:80.9%(17/21) 筐体別:68.0%(17/25) ※この機種は「遺品箱」シリーズなので、本評価には含まれていない ◆Canon 4sbのデータを反映しました 短期目標:機種別で50%以上救う → 達成中 長期目標:筐体別で50%以上救う → 達成中
・修理不能と判定 →Canon 4sb 幕が完全にダメ、幕修理は専門外なので修理キャンセル。 はっきり書けば、幕以外は問題無さそう。いずれ修理出来る機会があれば改めて。 症状としては、巻き上げ動作で感光するような幕のズレ方をしている。写真参照。
強引に引っ張ったりズレを直せないかと思ったが、リボンが伸びているのか、幕そのものがズレたまま傾いて固まったのか。そんな症状。 いずれにせよ、強引に殻割りして良いとは思わない。じっくり向き合う事にした。
・試写完了/現像完了 ・なし
・試写中(優先度順) ・ミノルタ セミP [評価待] S/N削れ 持ち歩き中
・試写待ち機材(優先度順)
・只今修理中 ※手あたり次第に手出ししている訳ではなく、どこからどこまでやるべきか本気で思案中 ・Canon 7 → インダスター-10が使えるらしいので試写する予定 ・minolta SR-1(遺品箱シリーズ) ・ミノルタ セミP [評価待] S/N1***34 └中破。サビと皮ハガレが酷いので修理すべきか思案中
・自分の手持ち機材の中でご機嫌斜めになった子 ・Nikon F3(動作が安定したらSPD/D-76用の基準機として利用予定) |