日々のぼやき | 2016年 6月28日(火)15時40分 |
お前は何を言っているんだ。
いや、じつはずっと前に買った電波時計、電波をまったく受信しなくなって。新しいものに買い換えたいとは思っているものの、単三乾電池2本、しかも超ロングライフ、触ると時刻をお喋りしてくれる(鬱陶しいバックライトがない)という神掛かった電波目覚まし時計でして。捨てるにはもったいない、と色々やっておりました。
うーん。回路上に異常は無さそう。常に通電してるから緑青も出ていないし。内蔵バーアンテナが心もとないレベルのコイルなのだが。
一家に一台、オシロスコープ。色々試してみたが、とりあえず異常は無さそう。 あっちゃこっちゃ触っているうちに、なんか調子が出てきた。
ついでに、iPhoneの充電ケーブルをテスト。折角引っ張り出したんだしね。 時々変なリップルが出たり、電圧が不安定になったりする。トランスの故障……ではなく、おそらくケーブルに内蔵されているチップの影響かな。本来なら+5.0V来ていなければおかしいのだが・・・DockコネクタからLightningに切り替わった時、仕様が大幅に変更された。もしかしたら「計画的陳腐化」かもしれない。一定以上使うと異常動作を引き起こす、所謂時限爆弾というやつ。これだから困る。MFi認証に通ったケーブルなのに、「このアクセサリでは充電できません」とか「このケーブルは認証されていません」とか。純正充電器にMFi認証のケーブル使っていて拒否られるとかどうしろと。
ちなみに純正品は構造的欠陥が各所にあり、普通の人なら1年も使わないうちにケーブルが千切れたり被覆が剥がれたりするでしょう。Dockの時に散々悩まされた。しかもケーブル1本で2000円とかザラ。
ボリすぎ。
で、時計の話なのだが、窓際に置いたところ「時刻のみ」正常受信した。 日付まで受信してもらわないと困るので、ちょっとチートしてみた。
パソコンのUSB DAC(まぁ、普通にヘッドフォンジャックでも可能)に、3.5φ延長ジャックを繋ぎ、イヤーフォンを接続する。延長1mが2本とイヤーフォン本体1mで合計長さは3mくらいにした。適当でいいんだ、こんなん。 これをぐるぐると巻くと簡易ループアンテナになる。 んで、こちらの電波時計用JJYシミュレータをダウンロードして実行する。 するとなんと、この音声出力で電波時計にJJYの擬似電波を与えることができるのだ。 上記の写真は、現実のJJYが受信できない私の部屋で、しかもノイズまみれのパソコンの前で、ループアンテナの中で擬似JJYを強制受信させたもの。ちゃんと電波受信マークまで出てる。
まぁ原理的には簡単だよね。イヤーフォンのスピーカーまでは電流電圧が掛かっているわけで、当然多少なりとも信号が流れていれば電波として漏洩してしまうんだもの。音量MAXで結合高調波をわざと作ってそれを通信線に流して漏洩電波にしているだけ。しかも出力なんて1ミリワットにすら届かない、飛距離は数センチ。だから電波法は関係ないし利得がどうとかも関係ない、とりあえず受信できればおっけー、みたいな。(アバウトな説明)
そんなことをやって1日を過ごす。 |