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【先生からの宿題】

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< Konica C35 その1 MAMIYA 6 軽メンテナンス>

Konica C35 その2

先生からの宿題 | 2016年 7月26日(火)14時28分

 Konica C35 Flashmaticレストアの続き。


 4日目

 睡眠不足と仕事上がりでクタクタになって帰宅。
 回路の繋ぎなおしのために、ニッパーを用意し、半田ごてをスタンドに置いてコンセントに接続する。

 ちょっと被写界深度浅くて申し訳ないのだが、白いユニットがEE、つまり露出計。
 露出計は3日目に取り外してあるが、配線をまだ外していないのでそちらを行う。
 
 EEユニットには線が2本。プラス側はネジで固定されていて、取り外し可能。マイナス側は埋め込みなので取り外し不可能である。
 よって、プラス側(赤線)はネジを緩めることで解決するが、マイナス側(黒線)は途中で切断して再接続しなければならない。

 ・・・うとうと。

 い、いかん。眠気が。

 ―――3時間経過。

 はっ!?


 半田ごてに通電したまま寝落ちするというとんでもないことをやってしまった。
 


 ぬあああああ!(勢いに任せて取り付ける)
 
 取り付けに関しての注意事項は
 1.EEとシャッターユニットの組み込み時、EEのピンとシャッターユニットの速度検知バー(次の写真の下から上に大きく伸びる銀色のバー)の先端にあるp型リングのところに、ちゃんとピンが収まるように組み込むこと。

 2.ユニットの取り付け位置を間違えないように。もっとも、方向を間違えると確実にネジが回らないが。
 3.くれぐれも、露出計の針を曲げたり、強引に動かさないこと。
 4.筐体に組み込む前に電池を入れて、針が動くか確認すること。暗いのに振り切れる場合はCdS接続部あたりで短絡(ショートサーキット)している可能性、明るいのに動かない場合は断線を疑う。赤フイルムのところでピクピクする場合、EEのピン位置を間違えていないか確認する。必要なら底面チャージレバーを動かしてチャージし、空打ちして動作確認する。
 5.筐体への嵌め戻しの際、配線は適切に行うこと。配線をブレードで押さえつけてしまうと動作不良を引き起こすし、メカ部に引っかかると後々外すのが面倒。

 正面からシャッターユニットを差込み、ネジ4本で固定。
 レンズプレートを取り付け、皮を戻し、底面を固定する。
 

 使いまわし写真になるが、こういう格好になる。
 前稿で述べた通り、ピント調整バー(レンズの一番上にある銀色の細い棒)を差し込むこと。これを差込み忘れるとレンジファインダーが只の箱になる。


 私はここでレンジファインダー部を差し込み直した。理由は、

 1.先に取り付けると指紋でべたべたになる
 2.レンジファインダー上部は紙っぺらみたいなモノだから負荷になるようなものは最後に取り付けたい
 
 というところだ。もちろん、先にレンジファインダーを載せておいて、前板を閉じる「正規ルート」も存在する。
 ちなみに、そのまま差し込もうとすると、ピント調整バーがミラー稼動部のレバーに邪魔をして、適切にセットできない。まずは鏡筒を回転させて最短撮影距離(1m)にして、バーをレンズ側に押し込んでおく。(強く押し込む必要はない。)
 ここが肝要。レンジファインダー部を取り付けるとき、まずは普通にセットする(バーの部分だけ浮いている)→ピンセット等で、レンジファインダー下部、バーの脇からレバーを押してやる。するとストンと落ちる感じで適切な位置へはめ込みが可能。

 よっし、嵌った! → 寝落ち


 5日目

 深夜に目覚める。さあ、最後の仕上げ。
 Flashmaticのプレートを取り付けて、銘板を取り付けてカニ目リングを閉めてやる。
 軍艦部は逆順に取り付け。撮影枚数カウンタがSになっているか必ず確認。間違っている場合、くるくると回して適切な位置へ。
 巻き戻しクランクの下のネジ→クランク取り付け→巻き上げレバーの取り付け
 これで完成。



 巻き上げレバーから取り付ける人もいるかもしれないが、本体と軍艦部の微妙な噛み合いの調整が必ずやりたくなるので、クランク下ネジの仮止めからやるのが個人的おすすめ。



 ピントが正確か確認するにはピントグラスを使うが、個人的にはスコッチのメンディングテープが一番好きかもしれない。というか気楽。ピンと貼れるし、すぐ剥がせるし、糊残りもない。ただ、100%かというと微妙だと思うので、そういう人はすりガラスを用意すればいいと思う。あとはフイルム確認用のルーペで調整。
 この方法の難点は、メンディングテープの結像と実際のフイルム面とでは、微妙なピントのズレが生じること。テスト撮影がまだなので今のところ「仮説」に過ぎないが、結像面と実際のフイルム面との距離が1mm未満であってもズレると、距離が1mくらいズレる可能性がある。いくらテンションかけていても、テープだから伸びもすればルーペを押し付ければヘコみもするだろう。

 ちなみに、画像の赤い線の左側にあるのがピント調整ネジ。無限遠で調整するのをおすすめする。もう1本はレンジファインダーの蓋を開けて、ハーフミラーの隣の底面に存在する。写真撮り忘れた・・・。


 とりあえずレストアは「一応」完了。短尺フイルムを詰めて、テスト撮影を行い、近いうちにテストリポートを掲載しようと思う。

 次の宿題はMAMIYA 6です。なんか、うち、コニカ(ミノルタ)&マミヤばっかりになってきたな。
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< Konica C35 その1 MAMIYA 6 軽メンテナンス>
コメント
1 | kan | 2016年 7月26日(火)16時 0分

詳細なレポートですね。これで他の機種もある程度はわかるし、そこから観察して考えれば通用します。もう小さいカメラについて私が口を出す必要はないでしょう。

マミヤとコニカ、わかる人にはわかるメーカーです。普通ならニコンとキヤノンですから。写真がわかっていれば間宮とコニカで納得できますね。
2 | 時深彼方 | 2016年 7月27日(水)17時59分

 これでも割と雑多な解説(解説になっていないかもしれない)だと思います。
 動画で解説するほどの技術は持っていないので、ここが現段階での限界だと思います。
 とりあえず、ルーキーからは脱却・・・でしょうか。

 MAMIYAはフイルムの平面性に関するこだわりが段違い、操作性も良好。
 Konicaはレンズとシャッターへのこだわりが強く、シンプルな機構でメンテナンス性が高い、と認識しています。

 Nikon……そういえば、ニコンに触った経験は……無いかもしれません。キャノンはCanonetばかりですが、EOS650以降の機種というより、レンズ交換式一眼レフは、ある種の「割り切り」が必要な気がします。特にお財布面で。
 決して悪いわけではないんですけどねぇ、CanonもNikonも。
 ただ、こう……現代のカメラは「中期使い捨てカメラ」みたいな概念が、なんとも。1台買って何十年も使い続けるカメラという概念では無いのが、どうにも腑に落ちない気がします。
3 | Kaz | 2016年 7月28日(木)12時22分

ピント確認は、フィルムガイドの内側レールでやらないとだめじゃない?
外側はフィルムの厚さ分後ろだけど。
写真の位置だと、結像面が少し前に出ている・・・無限遠が出ない&前ピンになると思う。
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