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【修理と補修】

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居住地: 静岡県富士市
出身地: 福島県安達郡
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自己紹介: いい年こいた未婚の男。
自営業と自衛業とバイトをしつつ、なけなしの金を女に貢がず写真に注ぐ変人。

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OM-2N用ズームレンズ清掃

修理と補修 | 2016年10月24日(月) 8時 1分
 レンズはTEFNON H/D-MC ZOOM 1:3.5 f70-210mmです。



 10年・・・いや、15年ぶり位で発掘した。
 


 ・・・早速カビてる。というか、早速も何もない、カビてる。
 そりゃそうだ、使ったままメンテせずにフェルト+皮素材という最悪なケースに突っ込まれていた。(そしてそのまま15年熟成)
 無事な筈がない。

 ざっと見た感じ、
・レンズは片っ端からカビてる
・マウントは正常、だがガタついてる
 ・恐らく光軸ズレも起きている
・ズームのためのスライド部も重い

 ので、とりあえず分解開始。
 この時代のズームレンズはモーターなし(AFなんて無い)、レンズシャッター無し(絞りリングのみ)なので、そんなに難易度が高くない・・・はず。



 ・・・はずだった。
 まず、ガッチガチに固着してた銘板をはずすのに1時間掛かった。
 ゴム栓のようなものがあれば良かったのだが、φ62mmとなると話は別。
 仕方が無いので、カニ目で前玉を緩めながら、少しずつ回すほか無かった。



 前から2枚目。レンズ全体、特に中央左側の侵食がひどい。



 一応洗浄してみたものの、コーティングが・・・。
 この後、中玉の前側2枚も分解したが、なんかおかしい。一応洗浄してみたが・・・なんだこれわ。

 そして、どうも後ろ側もおかしいんじゃないかと思って解体を開始する。



 ・・・この後、撮影して記録するなんて考えは浮かばなかった。
 症状は最悪。
 後玉は割りとダメージが少なかった。が、固着してて外すのに難儀した。外すのに20分かかる。
 で、マウント部とレンズ鏡筒との接続がおかしいので見てみたら、完全に疲労しててどうにもならない。
 芋ネジはスッカスカで手応えなし、鏡筒のネジはサビてるし、1本行方不明。こりゃ光軸ズレどころじゃない、使っているうちにポッキリ逝きそう。
 中玉(後)のカビが一番酷いので、なんとかしようと奮闘してみたが、どうやっても外せない。
 というか、鏡筒内側のスライドメカニズム部を外すことになりそうになって、諦めた。外したら戻せない、例の「嵌め位置当選率」ごっこをしなければいけないんじゃないかと勘付いた。
 いま、こいつをOHする余力はないし、そこまでの技術も持ってない。
 何より、これ以上やったら壊す、というか現在進行形で壊れてる状態なので、これ以上手をつけないのが賢明だと判断した。

 ・・・親父殿。折角新品で買ったカメラとレンズ、もっと大切にしろや。
 まぁ、24mmと50mm、そしてOM-2N本体が救えたことで満足してもらうしかない。
 



 モノクロ現像完了。これからフイルムを部屋に持ってきてスキャンする。
 昨日Twitterで現像やった、と書いたら、何やら議論というかアドバイスを頂いた。
 モノクロ現像で、停止の後、定着前に水洗(というか軽く濯いだ)ことに対する反応。水は中性だし定着液は酸性だから、やらなくてもいいんじゃないかとか、アルカリや中性の停止液なら水で洗うべきとか、カラーは発色現像と漂白の間に水洗すべきとか。
 すいません、停止後の水洗は気まぐれです。
 現状、モノクロ現像よりカラー現像のほうばかり数をこなしているので、時々変なことをやってプチ実験をしています。
 前回の現像の時は停止液を使わず水洗して定着、今回は停止後、水洗してから定着入り。……まぁ、ベースフォグの灰色とか黒の水が排出される訳ではないのですが。120フイルムのモノクロはバックカーボン除去のため現像前水洗します。
 カラーフイルムでは発色現像後の水洗は念入りにしています。赤っぽい水が排出されますが、これはベースフォグに関わる気がするので、赤みが消えるまで、ちょっとしつこい位に水洗しています。水洗を怠って漂白したら、やたらベースフォグが暗く(強く)なったことがあって、おおこれはいかん、と、念入りに水洗するようになりました。

 停止後水洗は、おそらく以降はやらないと思います。富士酢酸をケチる訳ではないですが、停止のかわりの水洗は、様子を見ながら。でも、おそらくセオリー通りに停止液を使う方向になると思います。
 定着時間も割りと適当で、まぁ、3 1/2分だったり、5分だったり。現像過多はまずいけど、定着過多ってのはあまり聞かない、かな。そりゃあ10分近く沈めていたら「やりすぎ」かもしれませんが、そこまで放置する予定なし。

 気温が下がってきたので、そろそろ先生の「低温カラー現像法」が気になりだした頃。
 次のフイルムはOM-2Nの最終テストのため、カラーネガティブフイルムを突っ込む予定。

 あの、パトローネケースをパカッと開けた時の、臭化銀か何かのにおいが、何だかとっても「たまらない」。ついクンクンしてしまう。
 いかにも「フイルムで撮ります」の儀式的"Good smell"がh(以下削除
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