撮影と準備 | 2016年 1月29日(金) 8時34分 |
Oリングを買ってきた。内径10.8mm、太さ2.4mm =外径およそ13.2mm 何のためにこんなものを使うのかというと、例えばCanonのキャノネットやオリンパス 35DCのような水銀電池を使う機種のための部材だったりする。 LR44(こっちのパターンではSR44では恐らく駄目)に、このOリングをつけるとおよそぴったりの大きさになる(はずである)。ま、径についてはちょっとサイズ不足になるかもしれないけれど、ね。 直径は良いとして、高さが足りない分はアルミ箔や薄い鉄板かステンレス板を挟み込んで立ち上げさせてあげれば、まあなんとかなるはずである。
露出計のみ電子制御の場合なら、……えーっと。抵抗値がCdSで変化するタイプで電源電圧が上昇する場合、フォトレジスタは明るさで抵抗値が変化、明るくなると抵抗値が低くなる、ということはフォトレジスタを固定抵抗とした場合、計算結果は露出オーバー側に振れるはずだから……撮影時は2/3から1段アンダー程度がおおよそ適正露出になるのかな。シャッター速度はそれに合わせてあげればたぶん大丈夫。 露出計とシャッター制御、両方が電子制御で連動している場合は、……うーんと、入ってくる光は上記と同じ計算とするなら露出オーバーになる。但しシャッター動作速度も電圧上昇で早くなっていると考慮する場合、正直電流量を調べないことには相関性が掴めないけれど、CdSはオーミックな特性があって、遅延回路をICもしくはMSIによるクロックで考慮した場合……補正なし、もしくは実測しかないか。おそらくシャッター測度のほうが速くなるので1/3から1段のオーバーで撮影する程度が最適かな。どちらにせよ機種ごとに設計の違いがあるから、シャッタースピードテスターで計測してから使うことと、こういう手合いでは迂闊にリバーサルは使えないか。
シャッターのみ電子制御で露出計はセレン(なんて機種あるのか!?)の場合、シャッターは間違いなく高速側に振れてるはずなので、1sシャッターで実測して補正かなぁ。おそらく速度が上昇して1段前後アンダーになるはずだから、セレンの場合は暗いところが鈍いという問題があるから、明るさが足りないところではこの限りではないだろうけど……。
あーもー。面倒くさいなぁ。(でも、それが面白い) ちなみにOリングは3個で170円くらいでした。本当は内径11mmの外径15mmが欲しかったけど、ピンポイントな大きさはなかなか無いか。
だってもう水銀電池売っていないんだもん! アダプターがあるから、機会があったら購入しよう、ソウシヨウ。 |