修理と補修 | 2016年 1月10日(日)15時54分 |
さて、早速ではあるがKan先生より「これ直せる? 直せなかったら捨てて」と云われる。 直さないわけにはいかない。ミノルタフレックス(3型)と、セコニック・スタジオデラックスを頂いてしまったのだ。
ここは撮影記のことを書くつもりの場所だったが、撮影機のアクセサリの記事が実質的な初稿になるとは夢にも思わなかった。まぁ、とりあえずやるだけやってみよう。駄目なら諦める。(但し、極力頑張る)
※時深彼方は「論理回路」が得意であって「電子回路」はさほど得意ではない。 ※コンピュータは得意だがマイコンはアセンブリでヴぁあああってなる。 ※只の素人ではないが、経験値が足りていない。 以上、予めご了承ください。
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ご開帳ーってなんじゃこりゃあああ!? ・電池ボックスが錆びまくってる ・錆が電線に伝染している ・そのお陰で電線が抵抗状態になってる ・挙句、電線というより錆び線、錆で繋がってる ・つまり極端に脆いので少しでも触るか動かすと断線する ・中央、なんか生えてる!? ・モルトだった。苔生したところは一応除去 ・基板の変な汚れが目立つ。 どうやら雨の当たる場所で1年ほど過ごした模様。え、直るの、これ? とりあえずやるべきことを順番にこなす。絶対にやってはいけないことは分かっている、いきなり電池を突っ込むことだ。 まずは無水エタノールで基板の変な汚れを落とす。 錆びた電線を外す、というか勝手に外れる。家の中から容量に合う電線を切り取ってきて接続する。鉛入りハンダと鉛フリーハンダって相性微妙……。もとの電線の長さが短すぎるので、ちょっとだけ長めに入れておく。おそらく次に開けるときは完全なる故障だと思うし、メーカー修理に出すわけでもないだろうから、収まればいいのだ。 それで、まずはここまで進む。
短絡していないことを一応確認し、ここで電池を差し込む。カインズホームの安物アルカリだけど、まさかオキシライドを入れるわけにはいかないし。
回路を追いかけて通電確認。しかしモニターには何も写らない。 渋々、基板を2枚、取り出してみる。
・・・あーもー。こういう垂直配線やめてよね。折れたらどうすんのよ。 そんなわけで次に続く。 |