現像記録 | 2021年 1月29日(金)13時 2分 |
お待たせしました。ひとまず動けるようになったので復活です。
Nikon F3 + Fujifilm NEOPAN 400 PRESTO / SPD 4 1/4
冬場だというのもあるのか、もしくはフイルムが流石に古いのか、ちょっと硬めに出たので調整しています。まあ、紙焼きするなら自分でトーン合わせるので、ソフトウエア上で調整するのは当然なのですが。 この撮影場所、なんか封鎖されてしまったらしく、駐車出来なくなりました。一応許可は貰っていたのですが、まあ数年前の話ですし、マナー違反な行為をする人が多いので仕方がないですね。 この場所、恐らく今後使う頻度は減ると思います。
基準のネガを作るために、新液で指示通りに現像。定着は析出と沈殿が起きてしまったので、よーく攪拌してから使うことに。まあ、ネガの具合からすると問題無さそうな感じ。 これとは別に、ミノルタフレックスも使っているが、それはまた別の日で。 撮影する時にもバラツキが出ないように、Nikon F3はオート(絞り優先オート)で撮影しています。フルマニュアル機だと、露出計を持ち歩いて一々計測する必要があるので。 正直、ケチり過ぎてしまってフイルムスタートとエンドがだいぶ(光に当たって)削れてしまったのも実は問題。次はもうちょっと考えて巻かねば。 いつもの拠点スタートではないのは、それが原因だったりする。
さて、ここから先にやることは決まっている。リバーサル現像もやりたいのだが、ひとまずAGFA APXがあるのでデイロールの入れ替え。ありがとうプレスト。まだ残っているけれど。 それをやりつつ、現像液の調合。機械学習※を用いた分析と予測を使って、それにあわせて調剤。もっと使いやすい、もしくは表現力のある調合を目指す。過去の偉人達のデータをもとに、コンピュータを用い、テクノロジーの力で近道をする、という話。 既に基礎データは出来上がっていまして、提案された調合を使い、問題なければそのデータをフィードバックして、さらに新しい調合を使う、という感じで繰り返します。こうすることで蓄積されたデータと新しいデータが反映され、精度が上がっていく、という寸法。まあ、うまくいかない可能性も十分あり得るのですが、失敗したらしたで勉強だと思います。割り切りも重要。あくまでも趣味だし。
相変わらず毎日バタバタしていますが、資材も材料も揃ったので、のんびりやっていこうと思います。修理待ちの機材はないので、手持ちの機材は調子を見つつ時折動かす感じで。
※人工知能と機械学習の違い 完全に切り分けるのが難しいジャンルですが、自分のやっていることは、あくまで機械学習です。 自分のイメージで、おおよそざっくりと違いについて語ると、
機械学習:数値データ等を分析して、統計を出したり、傾向を見つけたり、それを使って予測したりする。表現はだいたい数値ベース。
人工知能:あいまいな情報を分析して、傾向や特徴を掴み、それに沿って適切な回答を探索したり表現する。画像や言語がベースになることが多い。
これとは別に人工無能というものもあって、そっちは「特定の条件に合致したら、特定の反応を返す」という感じ。条件分岐の延長型。チャットボット等に使われる。 今回の場合、現像は薬品量や現像時間といった数値がベースになるので、機械学習のほうが効果的だと思った。 おそらく厳密には、機械学習は人工知能の枠の中に入っているが求められるものがちょっと違うので別枠としている。 |