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【修理と補修】

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< 進捗どうですか?2 Pentax ME 補修作業>

Pentax SPF 補修作業

修理と補修 | 2022年 1月26日(水)23時12分
 いつものJun Sugawara氏からの課題品に挑みます。
 ここしばらく家事やら何やらでバタバタしていて、挙句、Nikon F3がご機嫌斜めになってしまったりと、まあ色々あったんですが(F3は、これから調子を見ることに)。まあ、一か月も何もしないのは流石に問題なので取り組みます。



 ASAHI Pentax SPF……遂にPentaxに触れる日が来た。本格的にカメラに触り始めたのが、だいたい5年くらい前、かな。そこからPentaxを触る日は来ず(そもそも一眼レフなので興味が無かった)。今回やっと触れることになった。
 で、まあ、触らなかったので仕方ないのですが、なぜPentaxがここまで伝説的というか、ある種の信仰を得たのか、さっぱり分からなかったので聞いてみた。





 ……ということらしいです。
 ちなみに、「庶民に手が届く価格帯」で「ちゃんと使えるレンジファインダー」という点だと、私は初代キヤノネット(Canonet)を思いつく。その一眼レフ版の話がASAHI Pentaxだった、という感覚。


 さてさて、Jun Sugawara氏からはSPFについて「ミラー引っかかり、ファインダー内の黒線、レンズのカビ」という話。
 確かに、ミラーが引っかかり、ファインダーには黒線、レンズはグッチャリのカビ。
 まずはミラー問題について。



 どうも傾向不良というか、Pentax系のウィークポイントの様子。
 この写真でいうと、三脚用の穴の左側、J字の金具が恐らくミラーを戻す役割なのだが、これが正しくリリースされないとミラーが戻せなくなる。歯車の先に、J字の金具の先端を叩く仕掛けがしてあり、シャッターを切ると、この歯車が金具を叩いてミラーをリターンする構造になっているようだ。確かに戻らないことが多い。
 ひとまず注油して様子を見るが、低速側ばかり、どうも動きが渋い。さらに調べてみると、低速シャッターになるとミラーが戻らなくなるのがPentaxでは割と「あるある」らしい。

 色々試してみて分かったこと。推測の域ですが……J字の先にある歯車の「叩く勢い」が足りなくなると、ミラーをリターンするだけのエネルギーが得られず、スタックするという状態になってしまうようだ。しかも面白いことに、1/8以下の速度になると力が足りなくなるが、それ以上の速度になると回転力が変わるようで、問題なくリターンするようになる。金属のアタリ面を優しく均してみたりしたものの、結局1/8以下の速度では挙動に変化はない。

 ここで思考する。幕走りタイプのカメラの経験はほとんどないので、大げさなバラし方はしたくない。1/8というシャッター速度は、通常使う速度でもない。幕の走り方は問題なし。多少の誤差はあるとは思うが、目視では少なくとも問題のあるようなシャッター速度の異常は無さそう。
 通常使う速度ではない、Bでは正しくリターンする、1/15以上は正常にリターンするという点から、許容できる範囲のトラブルとした。使うことが重要なので、常用の範囲でトラブルが起きなければ特に問題にしなくて良さそうだ。




 ファインダー内の黒線について、軍艦部を開けてプリズムを確認しようと思ったら、なんと巻き上げレバーの根本のネジがもげた。
 これには正直困らされた。このサイズのドリルは無いし、除去してもタップ・ダイスで直すにしてもそんな規格のそれを持っていない。仮に除去できても、同じ規格の、しかも頭がペラペラのネジなんて持っていない。
 ファインダーの黒線は、プリズムのモルトが潰れて腐ると起こるそうだ。ただまあ、撮影に影響を受けるようなほど酷くないので、今回は軍艦部バラシは一旦置いておく。
 
 レンズについては、ざっくりバラして清掃。
 ただ、カニ目では外せない部分があるので、こちらについては近日治具を確保して清掃予定。ゴム栓で回さなければいけない部分と、バイクや車のプーリーを外すようなY字のカニ目が必要。一応外せる範囲までは掃除したので、これで試写をしてみることにした。


 で、この機種には露出計がある。レンズキャップを外すと、光を感じ取って自動でオンになる。
 電池はPentax SPとSPFでは「H-B水銀電池」が必要。電圧は1.35Vとなる。現在、アダプターを使って代替とするが、これが結構高い上になかなか入手しにくい。
 そこで、LR44にゴムリングをつけてサイズを合わせて対応した。本来の電圧を違うので、露出計は少し狂う。(多分アンダー側に振れる?)
 まあ、ある程度は自分の目で露出は分かるので、ひとまず動くかという点のみ確認。
 
 

 これが最終的に覗いたファインダー。電池切れだと針は中立になる。(※この写真では適正露出に設定してある。感度400でF11、シャッターは1/500でややアンダー。まだ設定を追い込んでいないが、まあ悪くない程度。ネガの場合は露出オーバーは5段まで許容できるので、問題ない範囲)
 ファインダーの黒線は邪魔だが、撮影にひどく影響するほどではないので、もうちょっとこの機種を勉強してから再度開封を試みる。ひとまず動かせる範囲まで持ってくることに重きを置いた。

 ここまでの成績:機種別:83%(5/6) 筐体別:62.5%(5/8)

 SPFは重症という程ではなかったし、常用の範囲において問題ないところまで回復したので、ひとまず修理完了とする。
 ダメだったらデータは訂正します。

 部分的にご機嫌悪いですが、この程度は「壊れた」内に入らないです。試写後に活用させて頂きます。>Jun Sugawara様

 ここから先の状況について↓

・試写中の機材
 ・先日話題にしていたKiev4+Jupiter12
 ・同じく話題にしていたContax 3A(戦後型)
 ・Pentax SPF(今回追加、但しほぼ間違いなく動くと確信あり)

・試写待ち機材
 ・ピントガバをやらかしたIkonta 521
 ・ミノルタ セミP(2台中1台、蛇腹光漏れ補修完了)

・自分の手持ち機材の中でご機嫌斜めになった子
 ・Nikon F3(シャッタースタック、但し緊急シャッターは切れるし電気系統問題なし)
  優先的に調子を見たい。というのも、現像データを得るための基準機として使っているため。
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