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【修理と補修】

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修理と補修
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< Konica C35の悪夢2 予定外の補修 fed用50mm F3.5>

Minolta HI-MATIC F 二台同時補修

修理と補修 | 2022年 5月 7日(土) 2時44分


 箱から取り出し、輸送用のプチプチを剥がした瞬間に思った。
「これ、多分直せるんじゃね?」

 はい、いつものJun Sugawara氏のリストから、です。だいぶ減ってきました。確定で動きそうなものは後回しにしていたので、折り返しといいつつ割と楽になってきました。

 今回はツイン HI-MATIC Fです。シルバーとブラック。
 送付されてきたリストのコメントには、一台目が「対応電池なし」、二台目が「入手時からジャンク」とのこと。

 後から記事にする時のために、軽く諸元を。
・1972年6月発売(※半世紀前!?)
・ROKKOR 1:2.7 38mm 恐らく3群4枚
・SEIKO-ESLシャッター 4Sec - 1/724Sec
 ストロボ作動時1/20 2枚羽根(絞り・シャッター兼用)
・二重像合致式レンジファインダー機
・セルフタイマーあり
・電池は水銀電池(MH-N)×2
・発売時価格は21,300円

 電池が無い、という問題。実は難しく考える必要もなく、簡単に解決できます。



 MH-N水銀電池の場合は簡単。LR-44をふたつ重ねてテープ類で固定。それを押し込む。これで1個分のサイズ。
 あとは空いている片方に、アルミホイルを適当に千切って丸めて放り込めば、これで大丈夫。まあ、有名な方法です。
 師匠も同じようなことをやっていました。
 ちなみに水銀電池は1.33Vくらいだったので、電圧の違いが出ます。師匠は補正不要と言いますが、機種によっては恐らく補正が必要です。この子たちも補正が必要。
 CdS素子を使った制御の場合、電圧で見ているので……例えばISO400のフイルムを入れてISO400設定すると、アンダーになるはずです。(電圧制御なので)
 ISO400のフイルムなら200とか160にしておけば大丈夫かな、と。ネガなら露光オーバーは救えるので。(逆にアンダーは救えないので、困ったらたっぷり光浴びせておけ戦法)

 でまあ、ブラックのほうが問題児だと思って電池を入れてみるが、まったく反応しない。
 このMinolta HI-MATIC Fは廉価機種なのだが……なんかどこかで触ったことなかったっけ?と思って記事を探すが、自分の記事の中には無かった。はて?
 まあ、似たようなカメラばかり触っていると、記憶があやふやになるのはよくある事……だと思っておく。

 あ、この機種は電池を入れないとシャッターが開きません。電磁石を使ってシャッター制御をしているはずなので、電池切れすると即死。ゆえにバッテリーチェックボタンは生命線です。
 機種によって、電池がないと一定速度でシャッターを切るものと、まったく切れないものに分類される。
 ジャンク籠とかに入っていて、シャッター切っても開かないじゃん、と諦めるのは間違い。
 さらに、CdSは光センサーとして抵抗値を変えています。電池いれっぱなしにしておくと、キャップを閉めていても微弱な電流が流れるはずなので、遠くないうちにバッテリー上がりを起こしますので注意。



 底蓋を開けて見た瞬間、ここだ、と思った。触るまでもなく。腐食しているので千切れているね。
 C35といい、この手のコンパクトカメラ、どうしてもここが弱る。しかもマイナスばかりダメージを受けるケースがほとんど。電蝕?



 こういう細い配線を上手に剥くの、本当に難しい。しかもC35よりも配線の長さが短い。2ミスしたらお手上げなので慎重に作業。



 ターゲットはこんな狭い場所。スポット溶接的に作業したーい。半田うまく乗らないんですわ、こういうの。


 あと、巻き上げがどうもいまいち。
 レバーが緩いのかと思って確認したが、別に異常なく。まあ、個体差とか癖だと思って増し締めだけして閉じる。



 ほら、普通に動作するようになった。
 あとは内部清掃と、動きが渋いところを清掃したり給油するだけ。
 
 このカメラ、上を開ける時はホットシュー部のカバー(S/Nが打ってある場所)を手前にスライドさせることで隠しネジが出てきます。そこを緩めないと軍艦部は外れません。今回は外さなかったけれど、二重像の調整も……そこを外せば恐らく出来るんじゃないかなぁ。分解しようかと思ったけれど、問題になる程のズレも無かったので今回はノータッチ。

 シルバーのほうも似たような感じで作業して。1時間ほどで大きな作業完了。
 あとは内部清掃……と、モルトの張り替えは光漏れを確認してから、かな。とりあえず両方動いた。



 軽整備なら難易度は「かんたん」。C35と同時期なのでICチップで制御されていない。但し、C35みたいに直列回路、みたいな感じではなく普通に基盤に部品が載っているはずなので、レンズやシャッター機構をバラすなら、それなりに覚悟は必要だと思う。
 2台とも動き出したので、早速テストしてみようと思う。


 おっと。前の投稿にあったスキャンしたネガが汚れまくる話。ネガに異常な量のゴミが付着していました。
 ルーペ通しても分からん……。
 エアブローしてクリーニングクロスで拭き上げたら、ひとまず常識的な範囲の量に落ち着きました。
 ……薬品汚染とか機材の崩壊とかじゃなくて良かった……。


ここまでの成績:機種別:76.9%(10/13) 筐体別:58.8%(10/17)
 短期目標:機種別で50%以上救う → 達成中
 長期目標:筐体別で50%以上救う → 達成中

・試写完了&評価済
 ・Konica C35 E&L [評価済 1台OK 1台NG] Next
 ・Pentax ME [評価済 OK]
 ・Pentax SPF [評価済 OK]

・試写中(優先度順)
 ・Kiev4+Jupiter12 [評価待]
  巻き上げにエラー。修正中。
 ・Contax 3A(戦後型)+Jupiter8 [評価待]

・試写待ち機材(優先度順)
 ・Minolta HI-MATIC F シルバー[評価待]
 ・Minolta HI-MATIC F ブラック[評価待]
 ・Pentax SP [評価済] 早くLR41電池を買えw
 ・Ikonta 521 [評価済]
 ・ミノルタ セミP [評価待]

・只今修理中
 ・Canon DATEMATIC →ぎりぎり動きそう

・自分の手持ち機材の中でご機嫌斜めになった子
 ・Nikon F3(現在調子確認中)
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