修理と補修 | 2016年 3月27日(日)12時30分 |
先日届いた引き伸ばし機ですが、トラブル続出。こばやし氏と一緒にトラブル解決へ。
とりあえずまずはやり方を教えてもらおう、と思って50mmのレンズを取り付けて35mmフイルムをセットするものの、ナニをどうやってもまったくピントが合わない。電球の位置を調節したり、コンデンサレンズを確認したり、とにかく片っ端から調べてみた。
原因はレンズアダプタでした。蛇腹を目一杯縮めてピントが合うかどうか、手を放すと蛇腹が伸びてピンボケ。どうしてそういう状態になるかを考えてみた。
引き伸ばし機はカメラと本質的に変わらない。 どうやってもピントが合わないっていうのは、つまりレンズか焦点距離の問題がある。しかしレンズとフイルムの組み合わせは正しい。 ……これはバックフォーカスないしフランジバックの問題ではないか、と閃いた。すぐに「突き出ている」レンズマウント部を分解。「突き出ていない」マウントに取り替えてみた。
ヨッシャキタ———(゜∀゜)———— !! (半暗室なので明るさ・手振れは勘弁してください) 基本操作、ピントグラスの使い方などを教わって本日終了。 そしてEOS 60Dは、結婚式の写真撮影に使うということで、こばやし氏にレンタル開始。 うん、お互いハッピーでいいんじゃないかな、かな。
で。 ここにきて引き伸ばし機にも問題発生。 まず、電線が溶けています。トロトロです、ベッタリです。しかも光漏れのおまけつき。おいおい。光漏れはまぁなんとかなるにしても、電線が溶けるなんてどういうことだよ、と思ったら。セーフライトのトラブルと同じように、1つの配線に違うケーブルを複数種類混ぜこぜしてあった。で、熱に負けて溶けたり被覆が破れてる。 危ないってこれ。というわけで、焼き作業の前に安全対策のほうにお金を回すことにします。感電したり火災発生の恐れ極大です。ヤバイヨコレマジデヤバイヨ。
ということで、次月の予定について。優先度順に。 ・暗室確保。そのために雨戸修理を行う。 ・セーフライトから引き伸ばし機まで、とりあえず全部電線取替え。危険。 ・引き伸ばし機の光漏れ対応 ・引き伸ばし機の不具合(微動装置)補修 ・セーフライト設置 ・カラー現像の準備
この6つを優先的に実施します。撮影も大切だが、家を焼くわけにゃいかん。 |