現像記録 | 2016年 4月11日(月) 8時59分 |
もっとも酷いコマは、この有様でした。
補正をかけてもさっぱり分からん。
逆にもっとも良い状態のコマはこちら。
えーと。穆如清風みたいなことが書いてあるよな、これ。ということは、母校の小学校か中学校だな。 で。小学校の体育館か中学校の体育館というのはすぐ分かった。
……で、学校のウェブサイトを見て確認して分かった。小学校だ。 中学校の体育館は改修中だが、回収前は漆喰のような壁だったはず。と、いうことはこれは小学校で、撮影タイミングはおそらく今から15から18年前。
ほかに入っていた写真は須津の渓谷の写真。
2003年に須津渓谷橋が完成している。話が繋がった。 おそらく小学校卒業時に記念に撮影して、そのあと何を撮るかで出来たての須津渓谷橋を撮影したのだろう。ほかの写真も須津渓谷へ通じる場所の写真ばかりだった。
そして、9割以上の確率で、このフイルムは私が撮影したものだ、ということ。 何故分かるのかというと、人が一人も映っていないから。
色調整・輪郭先鋭化・粒状感低減でマニュアルスキャン(フイルムを認識できないので手動で位置調整まで)して、やっとこの程度。
うーむ。これ、古いフイルムは現像時間を1割くらい増やしてみるかな。潜像退行しているのは間違いない。しかしそれもそうが、フイルムのベースがちゃんと抜けていない気がする。やたらと暗い。
陰影がしっかり出ている部分をライトボックスの上に載せて、AEロックした状態で撮影してこのザマなのだ。ライトボックスの上とはいえ、周辺の光と比較しても、こんなに沈んでいる。ぜんぜん透けてこない。 漂白時間もちょっと伸ばしてみようか。うーむ。カラー現像はモノクロよりも分かりやすいらしいが、奥が深いぞ。奥なのか闇なのか。まぁどっちにしても、失敗から得られるものも多いだろう。恐れずにまた現像をやってみよう。 今夜で連続勤務も終わりなので、明日も1本現像。比較しながらデータをとって研究していこう。 |