写真家"彼方"の白い小箱

■KonicaU 復活の儀式

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 この子はおそらくB(後期)型・・・だと思われる。昭和26年発売ですので半世紀以上前ですね。でも先生に直して頂きました。というか正直A型とB型の見分けがつきにくい。
 小西六ヘキサノン50mm F2.8 50mmで、発売当時は給料の3か月分くらいの値段だったとか。

 そんなわけで、2016年1月13日の昼過ぎ。Kan先生と一緒に試写しました。

 尚、スキャン時のゴミはある程度処理しています色はほぼ補正なしシャープフィルタすら掛けていません
 フィルムは富士 ISO100 デイライトフィルムでおよそ2年の期限切れフィルム。

001  ファーストカット。
 これは先生と落ち合う前に、山で撮影したもの。

 スキャンして最初に見たものだが、描写力に驚いた。
004  こちらも同じく山で撮影。
 ピントは手前の柵、というか鉄の棒にあわせています。
008  おっ、後ろに富士山が見えるではないか。
 と先生がシャッター切ったのにあわせて撮影。
 左端に車が写っているものの、暗部の描写力に驚愕。
011  浚渫船 遠景
 無限遠に合わせてどこまで見れるかな、と撮影。
 ちょっと赤が強いのはフィルム特性ですね、期限切れていますし。
014  浚渫船 完全逆光
 波面の光と逆光による影を意識して撮影。
 もう一段開放にしても良かったかもしれない。
 
 デジタルカメラなら背景白飛び、テトラ黒潰れの典型例になりますな。
017  浚渫船 入港(帰港)

 こちらも遠景で。素晴らしい描写力である。
 フィルムの懐の広さを感じる一枚。
023  傾斜撮影?

 カメラを傾けて撮影するのが苦手、というか殆どやったことがない。
 おかげさまで微妙な画になってしまった。
 
 刮目すべき点はタイルの描写。
 デジタルでシャープ処理をかけずにここまで映るのか、というレベル。

 それにしても、空の青さがすっごいなぁ。

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