写真家"彼方"の白い小箱

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オリンパス トリップ35
  ORYMPUS TRIP 35、昭和43年発売。電池不要(セレン発電)で動くEE(AE)カメラ。
 先生から頂いた「ジャンク」のほうに紛れ込んでいた。
 シャッター切れない、巻き上げ不能ということでジャンクだったらしい。もっとも、私は「ピント合わせのための距離指標がボディ下側にあるから使いにくい」からジャンクに入っていたのだと思う。


 とりあえず巻き上げ不良ってことは下から見てみようか?

 ほぼ空っぽじゃないか!  じゃあ、上から攻めてみるか。



  ここまで外してみたが、回路は生きてる、セレンも生きてる、ということは、どこか噛み合いがおかしいのか。
 枚数カウンターを取り外して各所に注油。そうしたら、するりと動作。
 どうやら油脂切れと汚れ詰まり、それによる歯車の噛み合い不良が原因だったようです。
 ファインダーとレンズを掃除して・・・試写。

 ……ナンデ? 無限出てないナンデ!?
 他のカットも確認するが、まったくどうしようもない程、全域ピントが出ず。
 気が向いた時にピント調整をしてみよう。ただ、このカメラ、バルブ使えたっけ……?
師匠のコメント開放にしてピントグラスで合わせ直しですね。
誰か分解していい加減に組んだのでしょう。ピントグラス用のすりガラスが必要なら切り出します。
この機種は動くのを持っています。これはなんかのセットになっていて、興味が無いから放り出したものです。私が直しちゃったら教材にならないので・笑
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