修理と補修 | 2017年 3月 9日(木) 9時11分 |
フォトグラファーnoBu氏の紹介でカメラのコロナさんへ。ここの上層階で、モノクロ現像をやっていた方から引き伸ばし機とか頂いた記憶が懐かしい。
で。
行ったら既にめぼしいモノは無かった。店長さんと思われる方に話を聞いたところ、初日に荒らされた(言い方が悪いけど)ようで、良さげなものは全部持っていかれてしまったとのこと。タイムセールでジャンクコーナー2割引になっているのは、残りものセールらしい。セールにセールの重ねがけである。
戦利品はこちら。90分粘って、あっちこっちに散らばるジャンクを吟味。 ストロボ・スピードライトが5個くらい、カメラ6台、アクセサリー5個。ジャンクばかり買うのも申し訳ないので、欲しかったパーマセルテープと富士業務用100-24を10本。8千円なり。(通常商品も売り出し中とかで1割引に)
ホットシューアダプタ。電圧制御のあるアダプタが混じってくれることを祈る。という感じ。 正直要らないかな、と思ったが、持っていて損になることは無いと思うので。あとはシンクロコードが転がっていたので頂き。セコニックの環境光メーターがあって、店頭では動作していたので持って来たが、帰宅したら不動に。あとで様子見る。
スピードライト。ガイドナンバー54。ほかにも何種類か。こんなにたくさん必要なの?と先生に聞かれたが、ジャンクだから動くかどうか分からないんですって。結局、全部動作した。儲かった!(ただし最近のデジカメでは電圧問題で使えないor使えても制約があるが)
一応動いている図。何が駄目なのかというと、測光方式が変更になっているので、レンズ設定はストロボに反映されるが、TTLが使えない。つまりマニュアル発光+MモードorAvモードにしてやらないと、正しい撮影ができない。でも構わない。GN50オーバーのでっかいストロボというだけでいい。
で。吟味したカメラなのだが、後々投稿すると思う。 今のところ動作確認できたものは、
Canon AF35MLが2台。動かなければニコイチしようと思っていたが、あっさり動いた。ジャンクとは一体。 ぱぱっと掃除して電池突っ込んだら案外すんなり動作した。 このカメラ、わりと有名らしい。40mm/F1.9の大口径レンズ。オートフォーカス+プログラムシャッター+フォーカスロック搭載のようで、ピカイチ君の親戚みたいな感覚。ファインダーのクモリが気になるが、動作すれば別にそれでいい。ただまあ、電池をべらぼうに食う問題があるのと、ビープ音がうるさい。レンズにカビが出やすいらしいが、一応確認して選んだのでそこらへんは大丈夫。
本音言うと、プラカメはバラしたくない。
もうひとつのプラカメは、OLYMPUS XA2だ。 無印(XA)だと、5群6枚F2.8のFズイコーレンズなのだが、XA2は廉価版もしくは初心者向けなのか、4群4枚 F3.5 Dズイコーレンズになっている。ストロボユニットは切り離すことができて、そうすれば200g程度という超軽量カメラ。35mm F3.5ということで、スナップ用に調度良い。ピントはゾーンフォーカス方式、露出制御はEV2.6からEV17まで。ファインダー倍率は0.55倍。電池はLR442個、ストロボユニットは単三乾電池1個。 この子も、さっと掃除して電池入れたら即動作。XA2の良いところはケース不要。スライドメカニズム(スライドカバー)があるので、使い終わったらカバーをスライドさせれば電源オフになり、シャッターも効かない。フラッシュポップアップはユニットが接続されている状態で、レンズ下のスイッチを動作させるとポップアップする。ユニットがないと動かない。親切設計。
軽さがウリな上に、35mmという割と広角な設計なので、たぶん使いやすいと思う。発売が私の生まれる前というのに驚きだが。やはり昭和末期の電子機器は故障に強いというか、べらぼうに強いな。
以上3つのカメラは正常動作、してると思う。ストロボのパイロットランプが点灯しないという問題もあったが、しばらく使っていないと反応しなくなるんだよねぇ、確か。何度か焚いてやったら点灯するようになったので良し。
私はプラカメを馬鹿にしないぞー! |