拠点整備・設営記 | 2016年 5月26日(木)22時59分 |
お金が飛ぶー!(FlyではなくLostの表現で) 自動車税39000円+軽自動車税6000円(自家用貨物)+軽自動車税3600円(普通二輪)+軽自動車税2000円×3台(原付)=お財布が軽くなる。
山で作業中、地元猟師さんが「鹿落としたぞー!」ってやってた。うちの親父をどこかで見たことがある、みたいな話になって、実はうちの親父も一時期猟師でした。 猟師「食い飽きたからくれてやるわ。ワタ抜きできるか?」 父「いや、自分は鳥撃ち専門だったんで」 猟師「んじゃ、ここで抜いちまうかー」 そして上記の写真。この後、1時間かけて捌きました。 で、これがなんで野営地設営にかかわるのか、というと、この時(野営地設営半年前)には、既に家(自宅)の中にあったんですよ。
こいつが。 弟は、「この冬(2014年)に山小屋を建ててやる」と確信していたらしい。確信犯以上の確信犯だ。
さて、玉鬘野営地の作業場(拠点)には、結構面白い、というか凝った作りがされていて、まぁ親父殿の技術なんだが、
こんな柱の躱し方が、
こんな感じで平然と収まっている。親父殿すげー。角度までぴったり。 お陰で凄まじい強度があり、台風の中、放置してもビクともしない。
さて、木造トタン打ちで隙間風凄まじい山小屋。そこで暖をとり、温かい飯にありつくために。
こいつが設置された。(ヤカンがススだらけなのは、弟がこれとは別に外で直火にかけたため。薪ストーブが未使用なのは外装から見て分かるだろう)
床材は10mmのコンパネに防食剤を塗ってある。これを直置きすると、床が燃えて山小屋が焼失する。
-空焼き中- そのため、写真のような措置をとった。 まず、一番下にコンクリートブロックを敷く。断熱と重量分散が目的。 次に、ブロックの上に鉄板を敷く。これは鉄工場から端材を格安で購入。熱が下に届かないようにするための放熱板みたいな役割。右に載っている缶は、種火用もしくは小型コンロで、ヤカンで湯沸かしくらいなら小さいほうでも出来る。 そして、耐火煉瓦を設置。耐火煉瓦で足を上げることで、鉄板に無理な熱がかからないように、そして操作しやすい高さを実現。 で、一番上に薪ストーブを設置。壁から30cmほど離してある。これだけ離せば十分だし、隙間には次に燃やす薪を設置することで生木になることを防ぐ。
煙突は直上に出るのではなく、隣の建物を貫通する形で設置。 冬場は寒いので、煙突の熱で隣の建物(蜂小屋)を少しでも、僅かでもいいから暖められれば、という配慮。傾斜角はそこそことっているので、不完全燃焼の恐れはない。 小屋と小屋の間には雨除けの枠とブルーシートを張った。多少の雨ならば、小屋の間の移動や出入り口の水没を防ぐことが期待される。
半年経過。 錆びているように見えるが、見えるだけで実際のところ特に問題は起きていない。
こばやし氏を呼んで、夜に漢の鍋会。 魚焼きは七輪でやろうぜ・・・?
この直後、Kan先生と出会うこととなる。 そして、拠点はさらに拡張工事が行われることになる。 もはや何がしたいのか分からないほどに。 |