撮影記録 | 2017年 3月 2日(木)13時 6分 |
昨年我が家にやってきたのはリコーフレックス モデル7だった。 製造は理研光学。6型との違いはコンツールファインダーの追加。といっても、このリコーフレックス・モデル7は製造時期によって微妙にバージョン違いがあるようで。
何はともあれ試写してみよう、と。
RICOHFLEX + Fuji PRO 160 NS
いつもの拠点。スキャナは今回からCanoscan 9000F MarkⅡへ。120も取り込めるようになった。 ・・・なんかボケてる?無限遠は間違いなく出ているはず(OH済)なのだが。 ちょっと緑カブリっぽいが、無補正で掲載してるのでそこらへんはご了承を。
RICOHFLEX + Fuji PRO 160 NS
定点観測。新幹線通過時刻にあわせて撮影。 シャッタースピードが最高速で1/100なので、新幹線は流れてしまう。流し撮りすると富士山が流れる。 撮影はスリック・マスターデラックス(三脚)を使用。水平出しした筈なのだが、なぜか水平がとれていない罠。
では近接撮影はどうか。
RICOHFLEX + Fuji PRO 160 NS
なんか思ったより良いぞ。 上下左右のカドが微妙にピントが甘いのか、とも思ったが、ファインダーを覗いていても同じなので、おそらくこのレンズ(カメラ)の特性とか収差とかなのだろう。ここらへんは流石ブローニーフイルムというだけあり、細かいミツバチがしっかり見えている。(掲載しているものはサイズを落としているのでハッキリ見えないかもしれないが)
このカメラ、おそらく「明るい室内」とか「人物撮影」に向いているカメラなんじゃあないかなぁ。 少なくとも自分が触った印象としては、たとえば風景とかスポーツを撮影するものではなく、ファミリーカメラとして求められたスペックなんじゃないかな、と思った。
それでも撮影時にきちっと設定してあげれば
無補正でもこれくらいのしっかりした色は出るし、明部・暗部のディティールもちゃんと出る。(こちらも当然縮小のみ無補正)
・・・問題は、ケースがこの撮影中に寒さもあったのか引き千切れてしまったことだ。 ストラップさえ掛けられれば、軽量かつシンプルなこのカメラは使いやすい。 何より、三脚使用中にコンツールファインダーでタイミングを合わせて撮影できるので、これが一番のメリットかなー。 |