撮影記録 | 2016年 2月11日(木) 5時42分 |
MinoltaFlexの試写も、もうすぐ終わり。 次の試写は Canonet QL17 G3を予定。
大棚の滝からのぞむ富士。 滝の上に妙な橋が架かっていて、こんなところに何でこんな立派なものを・・・砂利道だし、と思っていたら、いつの間にかアスファルトでしっかり舗装されていたでござる。 通称「スーパー林道」・・・らしい、と風の噂。でもオンロード車で普通に走れる道だよ、もう。(そもそも橋の上は綺麗なアスファルトでしたし、道中の休憩所も随分と手を入れた感)
Kan先生先生ではなく、もう「お師匠様」と呼ぼうかしら。から、開け閉めできるパトローネと、またまたB&Wネガフィルム、そして何とダークバッグを頂いた!
とりあえず、目を閉じた状態でパトローネを開け、中身を取り出す。で、元に戻す。これはすぐ出来るようになった。 これで色々と出来ることが増えたでござる。 ただし、ダークバッグに関しては長年使用&カビたことあり、ということなので、まずは洗濯から。
第一洗浄。こういう素材を洗う時にやってはいけないのは、弱アルカリの洗剤を使うことだ。必ず中性洗剤を使う。また、型崩れ(特に遮光幕)しないように、折りたたみ方には気を使う必要がある。洗う時は必ず裏返して洗うべし。
第二洗浄。漂白剤を使う。塩素系はダメージが大きくなるので必ず酸素系で。 手洗いだが揉んではいけない。軽く揺らしたり、軽く押さえる感じで洗浄すべし。 水温も注意すべし。「マニュアル通りの現像液の温度」以上で洗ってはいけない。かといって冷たい水も考え物だ。つまり洗浄成分が活発に反応する温度って、それくらいなんだよね。
脱水は洗濯機で行う。勿論、手洗いすすぎをしてからね。 片寄り脱水しやすいので、頑固な洗濯機を使って、できるだけ水を切ってから、ソフト加速の脱水を行えばまず大丈夫。広げて入れると破れるので、ここは最大限の注意が必要。
脱水は2回行う。一回だけでは駄目。脱水完了後に数分置いてからもう一度。素材的に水を含みやすいからだ。こうしないと干すときに水が落ちてくる。脱水完了したら清潔なタオルで軽く叩いて、残った水分を必ず拭きあげる。 あとはこのように干しておけば、だいたい大丈夫。 天日で干すと紫外線の影響で素材が崩れるので、必ず部屋干し。
以上。Kan先生に最大の感謝を。
---- 追記。ダークバッグの故障箇所が想像以上に酷いもので、これはまずい。 昨日、先生はこのバッグの中で作業をしていた。リバーサルフイルムが感光した可能性が非常に高い。
これはダークバッグの中(ひっくり返しているので実際は外側)になる。 ストロボなしで撮影すると・・・
まあこんな感じで、20cmほどに渡って完全に切れている。洗う前に手触りがおかしいとは思っていたが。
そしてこれ。チャックの部分の遮光幕は何も問題なかったが、その周辺に直径10cm程の大穴が開いている。 これは・・・修繕できない・・・。 |