撮影記録 | 2019年 3月22日(金)20時11分 |
・Fujifilm HD-R + Lucky100 (SPD 4 1/4分)
撮影は“末摘花”にて。巻いてもらってからだいぶ時間の経過したフイルムだったので正しく出るか怪しかったが、なんとかなった。 ただ、かなり軟調に仕上がったので(紙に焼くなら3号~)、もうちょっと現像押しても良かったかもしれない。 もっとも、このフイルムはもう扱う機会がないとは思うが……。
Fuji HD-Rは生活防水仕様。工事現場用とは違い、レジャー想定だと思われる。 仕様としては、f=38mmという扱いやすい単焦点。開放1:2.8で、パトローネ室にDXコードを読み込むための接点が2箇所ある。 PIN1(GND)と4を読み取るだけのシンプルなもので、1はGNDなので必ずオープン、4がオープンされている場合は感度400以上(4がクローズの場合は320以下)なので、ISO100~320のフイルムは100と仮定して撮影(仮に入っているフイルムが320でも+5段なのでぎりぎり救済できる?)、4がオープンの場合は感度400として撮影(ISO1200のフィルムなら+5段)という感じで制御しているのでないかなぁ、と思う。 なので、ISO1600のフィルムだと過剰露光になりかねない……が、まあ、発売時のフィルムのこととか用途を想定すれば、ISO100~800まで対応できれば問題ないだろうという割り切りっぷり。
……だと思いたい。 中身としてはダイヤル式ピント調整、しかもハーフミラーとかはないので目測。3mのところにマークがあるので、まあそこらへんに合わせておけばだいたい大丈夫だよ、という感じなのだろう。生活防水仕様なのでレンズプロテクターが嵌っていて外せない。電池は単四型2本で、入手性が高いので安心して使える。巻き上げも巻き戻しも手動。ファインダー内に赤LEDが映りこむようになっていて、手ぶれ条件になるとランプが点灯して警告が出る。ストロボはGN11とか13とか、たぶんそんなもん。
でまあ、Luckyについては……悪いフイルムではないと思う。かなりベースがクリアだが、現像時間としてはT-MAX並みにやらんと駄目だったかも。パロディナールでやればよかった。
とりあえず暫くはこのカメラ、次はMINOLTA MAC-ZOOM90とだけ断言。 その先は……OLYMPUS IZM330という「ブリッジカメラ」になる予定。なんか望遠鏡か、ビデオカメラのようなフイルムカメラ。 ただし、映りが悪いと某方から警告されたので、あまり期待は……。 |